娼館燃やしたっ!
遅ればせながら…
クロジ第15回公演「きんとと」無事、全公演終了いたしましたー!!
連日たくさんのご来場、まことにありがとうございました!!!
7年前、必死の思いで「きんとと」を上演した時は、またこの物語に出会えるとは思いませんでした。
それも、こんなに豪華で、特別なメンバーで。
初舞台からベテランまで、声優も舞台人も入り乱れるキャスト陣でしたが、みんなとっても仲が良かった。みなさんと過ごした時は、本当に幸せなものでした!
私は初演と変わらず、はま乃という役を演じさせてもらいました。
ひたすら姐さんのことだけを考え、足りない脳みそで感情のままに突っ走っているように見える彼女ですが、この「いづみや」という娼館を語るためにも、ヒロインである睦の孤独を際立たせるためにも、よく働く子です。
私はクロジで演じさせてもらった役の中ではかなり気に入っています。
そして、棗。
伊藤かな恵ちゃんの演じてくれた棗という少女は、この再演にあたり脚本を改稿する際追加した役です。
はま乃にとっては「姐さんの愛情を横取りする邪魔者!」と最初捉えていましたが、姐さんがいなくなった娼館で一緒に過ごしていると、世界の狭いはま乃にとって棗はかけがえのない家族だったし、初演のはま乃から愛らしさや一途さ、無邪気さを分け与えた、本当の妹のように感じるようになりました。
もちろん、かな恵ちゃんの魅力あってのことです!
初めての舞台の現場に体当たりでぶつかって、粘り強く戦って、棗を仕上げてくれたかな恵ちゃんをすごく尊敬しています。
おばんごぱっつんず(笑)
真夏の暑い舞台裏で一緒に扇風機に当たっていたこと、一生忘れません。
そして、姐さん…!
琴乃さあああああああああんんんんんんん!!!!
私にも、ただただ声優に憧れながらアニメを見ていた時代がありました。
そんな時「三石琴乃さんのセリフがなんだか一番好きだ…」と感じていたことは、真実の話。
だから内緒ですが、姐さんは、本当に、真実の、私の姐さんです。
この人がいたからがんばれた。この人がいる場所がすごくきれいで明るく見えた。私の星です。
ご一緒できたこと。
縁の深い役で関われたこと。
夢中で、全力で、向かえたこと。
そして、それを受け止めてもらったこと。
すべて、一生忘れることのできない、得難い奇跡でした。
琴乃さんにたくさん優しくしていただく度に、私から手渡せるものなんてなにもなくて、小さな子供のように途方にくれてしまう。
あまりにも多くのものをすでにもらってしまっている気がするのです。
姐さん語りは止まらないので、このへんで!(笑)
この「きんとと」再演自体が、人生のご褒美のように訪れた出来事でした。
だから、私としても、クロジとしても、これからなにをどう作って、だれに届けるか、というのが、本当に大きな課題でやりがいのある使命だなーも感じています。
しばし休んだら、また三人会議!の予定(笑)
今後も、クロジをよろしくお願いいたします!
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