タイ楽しかったまた行きたい①『象』
タイに旅行に行ってきました。
そのことをいくつか記事にしていきます。
まずは『象』です。
「象に乗せてもらうこと」は、今回の旅のメインイベントでした。
タイ滞在2日目…
象に乗せてもらうため、アユタヤという地方へ。
(今回のツアーはフリープラン、アユタヤへはオプショナルツアーをつけてもらう形にしました)
アユタヤは、バンコク市内から車で1時間半ほど。
8人乗りくらいのバンで、日本語の話せるガイドさんがついてくれました。心強い。
アユタヤは、象乗り体験の他にも、寺院遺跡や水上マーケットなど、観光の目玉がたくさんあります…!
さて、私が象乗り体験をさせてもらった場所は…
道 路 脇 。
そうなのです。
象乗り体験場は、特に整備された公園などではなく、すぐ横を車が走る「ちょっと広めの駐車場」的な場所に設営されていました。
(もちろんちゃんとした施設です。お土産屋さんや飲食店も併設されていました。)
ですから、日常の風景の中に急に象が出現します(笑)
乗っていた車のフロントガラスの向こうに、急に象の姿が見えた時は一気にテンションが上がりました!
Oh...Amazing Thailand...!
象たちは、赤い装飾を身につけ、人を乗せるための日除け付きの籠を背中に背負っています。
象使いさんは、現地の若い男性の方で、彼らは象の首あたりに直に跨っています。
さぁ、いよいよ乗せてもらう…ゴクリ。
象の背の高さに組まれた櫓に階段で登ったところが「象の乗降場」。
広さは一畳くらい!
そんな場所で客の乗降がひっきりなしに行われています。
マジなの!?象さんや!
「マジやで。さぁ乗んねぇ。」
と、どんどん押し寄せてくる象たちに戸惑う間もなく、すぐに自分の番!
一応誘導の方が手を引いてくださるんだけど、取っ手も安全バーもない籠になんとかしがみつくように腰掛けます。
「ひ、ひよ、ひょえええええええ!!!」
(座っちまえば一応背もたれはある。)
そしてなんといっても、靴の下は象ダイレクト!
…これが一番エキサイティングでした。
「い、いいいい、いいの?ごめんね!?怒る?怒らないで??!好きだよ!ありがとう!こええええええ!!!」
私はすっかりパニックですが、象も象使いさんも落ち着いておられます。
さぁ、10分間の象乗り体験スタートー!
ゆっさ…
ゆっさ、ゆっさ…
ゆっさ…ゆっさ…
象の上、風きもちいーー
コースの片側は水辺もあり公園のように整備されていますが、もう片側は道路ですぐ横を車が行き交っています。
象は悠々とその車道を渡り(信号はなく、なんとなく象優先!)水辺で水浴び。
そして乗降場へとUターン、再び来た道を戻ります。
その際、自分のあとから象乗りスタートした方たちとすれ違います。
「ああっ!みなさん!いい感じですね!!」
…
「私はどうですか??いい感じですか!!??」
そうなんです。
私は確実に象に乗っているんだけど、象に乗っている自分の姿は見ることができないわけです。
見えるのは、他の象たちの立派な働きぶりと、それに揺られる人々の表情、象使いさんの背中、遠くにアユタヤ遺跡群の尖った仏塔。
まぁ最高の景色には違いないですよね(笑)
ただ足元に目を向ければ、太い毛の生えた濃いグレーの皮膚が見えます。
象…
私今、象に乗っているのね?そうなのね?
私、今、これで、ほんとうに象を感じられているの??ほんとに??
10分間の象乗り体験は、ほんとうにあっという間で…
「象に乗せてもらう」という事象をほんとうに自分が余さず味わえたのか、わかりません。
ただ、象の上で見えた景色と、感じた風は、他のどの場所でも味わえない心地よいものでした。
「このためにタイに来た!!」
と胸を張って言える。
そしてこの先チャンスがあれば、また何度でも乗せてほしいと思ってしまいました。
つまり、タイの『象』最高でした!!
0コメント