悪巧みの言い訳
これまで、一緒に演じたり、一緒に歌ったり、いい友人関係にあった あきやまかおるちゃんと、年末にひとつ企画を打つことになりました。
企画には自然と名前が必要になり、私たちはそれに
HarumsKarum(ハラムスカラム)
※無鉄砲なという意味を持つ英単語"harum scarum"より。
という名をつけました。
公式webサイトには、
ハラムスカラムはあきやまかおると木村はるかによる演劇(に類するさまざまなパフォーマンス)ユニット。その表現体系は、形をひとつに留めず、他のあらゆるジャンルと混じり合う。(以下略)
との説明があります。
演劇、に類するさまざまなパフォーマンス…?
↑わかりにくいと思うけど、ここがミソです。
あきやまかおる、という人とハッキリ親しくなったのは、7年ほど前の舞台共演からでした。
彼女は声優としてプロダクションに籍を置いていますが、私にとっては、演劇と美術の人です。
ふたりのアクティビティは今でも主に、美術鑑賞です。
古典的な絵画からインスタレーションまで、面白そうな展示・企画を嗅ぎつけては、足を運んでいます。
また、かおるちゃんと私はこれまで、折に触れ、一緒に歌うこともしてきました。
ふたりの間で「いつか、なにか、一緒にやれたらいいねぇ」という話は、随分前から自然と話題に上がっていました。
では、かおるちゃんと私がいつかやる「なにか」とは、どんなものなのか…
「演劇」と「演劇ではない」の間には「演劇かもしれないたくさんのなにか」が存在している、と私は思っています。
音楽のようなもの
ダンスのようなもの
朗読のようなもの
美術のようなもの
かおるちゃんと私が、ただ好きで見てきた現代美術の中にも
「なんと呼んだらいいかわからんが凄まじく美しいし面白い!」
というものがたくさんありました。
そういうものを作れたらいいね。
そういうものをみんなに見せたいね。
そんな思いから始まったのが、このハラムスカラムです。
ぜひ一度、覗きにきていただけたらと思います。
12月の【第1実験】についての詳細は、以下のTwitterアカウント・公式webサイトにて。
▫Twitter:@hkjikkenn
▫公式webサイト
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