スリランカ旅行《1日目》
*出発の日
朝5:30起床。
7時半のリムジンバスで成田国際空港へ。
フライトは11時過ぎ。
空港にはいろんな人種がいる!
旅・入門者の私からすると、その人たちはみんな旅・上級者に見える。
しかし…空港には、お化粧やオシャレをしっかりしている人は少ない。そういうバッチリした人がいるととても目立つ。
搭乗客たちは空での旅に備えて、なるべくストレスのない服装・状態でいるのだろうと推察。なるほどなー
などと、ウロウロキョロキョロしていたら時間は過ぎ去り、あっという間に「GO TO GATE」の時刻に。
ゲートをくぐり、手荷物検査・出国審査など順調に済ませるが、その先歩けども歩けども、私の乗るスリランカン航空の飛行機が見えてこない…!
ピカピカ成田空港広い。焦ってくる。小さい体で一所懸命歩く。
そして、ついに…!
やっと会えた!これが私が乗る飛行機!
CAさんの制服はスリランカの民族衣装?孔雀の羽の意匠があしらってあり、エキゾチック。合掌して「アーユーボーワン」と迎えてくれた。
機内は、これまで私が乗ったどの国内線・国際線よりも、設備充実&キレイ!
座席に着いてすぐに配られたおしぼりには、なにか香りがついている。
…日本の香りではない。とてもいい匂い。素敵だ。
そして、スムーズに離陸。スリランカへ向け、静かに地面を蹴った。
*機内での私
時差を計算に入れると9~10時間ほどのフライトなので機内食が出る。
提供の際にCAさんからなにか言葉をかけられたが……全然わかんねえ!
辛うじて「Rice」という単語が聞き取れたので、「米!」と思い、ただ「ライス!」とおうむ返し。
スキヤキ弁当であった。でも、パンもついていた。
ラ、イス…?とはなんだったのか?
その後もCAさんたちになにかと世話を焼かれながら、赤子のように過ごす。
座席に搭載された液晶画面で映画が楽しめるのも初めての体験。
ピクサー新作「アーロと少年」もラインアップに!
大画面で見るのを楽しみにしていたのだが…長いフライトを乗り切るためと思い、再生。
その後仮眠。
目覚めると全行程の半分ほど、ベトナムのすこし手前の海上を飛んでいた。
二度目の機内食と読書を経て…ついに!!
*スリランカへ上陸!
飛行機を降りると…
むわっ…
凄まじい湿気である。
覚悟はしていたけれど、真冬の日本から行ったのだから真逆の気候なのである。
でも、この気温と湿度…私知ってる!
そうだ、熊本だ!!
子どもの頃、夏休みを過ごした両親の田舎・熊本。
その気候とよく似ているのである。
このことはひとり異国の地に赴いた私を少なからず安心させた。
「私、ここで、過ごせる…!」(拳)
空港で無事友人と落ち合い、友人の息子(乳飲み子)&友人の旦那さん・ルワンくんとも初対面。
空港から車で5分ほどの友人宅へ。
*椰子の木畑の家
友人は昨年9月の出産と前後して、戸建て住まいに引っ越している。
友人自身が設計し、旦那さんが施工する、スリランカの家。
なにからなにまで自分たちでやるなんて大変そうだけど…夢のマイホームは羨ましい。
(※到着はすでに日暮れ後だったので、以下の写真は後日です。)
椰子の木畑をしばらく進むと…
あ!あれか!あれだな!?
で、でけえ!でかいじゃん!!
大変立派なお家なのである。いやはや大したもんだ!
と感動していると…
「はるかさんの泊まる部屋ね、さっきまで窓がついてなかったの。」
「…えっ??」
結論から言うと、家はまだ完成してなかった。
あちこち作りかけで、そこら中に作業のための材料や器具が雑然と置かれている。
窓がついてないただの木枠がただ壁にはめてあるし、手すりのついていない階段は唐突で危険な段差だった。
中庭はまだただの砂場なのだが、しかし室内と中庭の間に仕切りがないのは仕様であり、その中庭の上に天井がないのも仕様?だっけ??
未完成にせよ仕様にせよ、どちらにせよとっても風通しの良いこの家屋は、スリランカの気候にピッタリだし、虫もヤモリも気軽に訪ねてくる。ていうか一緒に暮らしてる。
虫が苦手なはずの私も、なぜだか不思議とそんなに気にならない。
飲まれてる?私、場に飲まれてる??
いいじゃない!せっかく来たんだから飲まれよう!
飲まれ上手で行こう!!
《二日目》に続く…
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