スリランカ旅行《2日目》

スリランカ島の真ん中あたりに位置するシギリヤという地方へ、友人一家と一泊旅行へ出発。ドライバー付きの車での移動。

子連れの旅は、なにかと荷物も多く、お乳をやりながらのゆっくり道中。



*スリランカのご飯

インドの南端にぶら下がっているスリランカなので、食文化はカレーが主。

主食(米以外にも、ビーフン、パン的なものなど)に対して、数種のカレーがおかずとして出される。

カレーと一口に言っても日本の一般的なそれとはもちろん異なり、野菜・肉・魚、本当に様々な具をスパイスで炒めたものなども含まれ種類豊富。

そのすべてが、割と辛い。

辛いものが楽しめる味覚でよかったと心底思う程度には、しっかり辛い。

そして、スリランカの人々は、カトラリーがあれば使うけれど、普段は手で食事を摂る。

今日から私も、手で食事をしてみる…!

のだが、これが見た目よりも難しくて上手く口に運べない。

友人もルワンくんも上手に食べている。むむ、なにかコツがあるようだ。


途中舗装中のため揺れが激しい道路が続き、それが渋滞を引き起こしていた。

予定より遅れてホテルに到着。



*象が右往左往

これが、私たちの泊まったホテルの部屋! ハバラナビレッジ by Cinnamon

とっても素敵な場所で、テンションMAX☆ 予約した友人本人も驚いていた(笑)


そして、

コテージの前に広がる熱帯植物のお庭が美しいなと思っていると…

…ん?

ぞ、象?

象だ。

象がいる!おじさんも!

確実に完全な象!!!

そうなのである。

宿泊した部屋の前は、「エレファントライド」象に乗れるアクティビティ、の通り道。

数分おきに、あちらからこちらへ、またこちらからあちらへ、観光客を背に乗せた働く象さんが右往左往なのである。

もちろん私だって!エレファントにライドしたいわけだが…

今回はサファリ見学を予約しているので、すぐさまそちらへ移動。

しかも。

このサファリ、ジープに乗って動物のいる公園内を回るというものなのだが、乳飲み子はNG!…なので、友人とそのベビーはホテルでお留守番。

つまり。

全然言葉の通じない、友人の旦那さま・ルワンくんと私で行くことに…

スリランカの無茶ぶりがほんとヤバイ。


*ジープサファリ

えー、このサファリですが、

「富士サファリパークみたいなものかな?」と思っていたら、その100倍くらい激しくて、凶暴なアクティビティでした。

ジープの後部座席に土足で立って、開いた天井から上半身を出したまま、サファリ内をギャリギャリ走り回るというもの。

私の身体で言うと腰から上全部が車の上に突き出した状態なので、揺れがひどいと身体が投げ出されそうになる。いや、実際揺れはずっと激しいので、穏やかなひと時など一瞬たりとてない。前方から背の低い木が迫ってきた場合はスーパーマリオみたいにしゃがんで避けるという個人の運動神経に依存したセーフティのみ。一応身体の周りには「掴まり棒」として鉄棒が設置してあるけど、なんせ鉄棒なので揺れに乗じて腰を強打すると激烈に痛い。


だけど…


象。

さっきの働く象さんとは違う、野生の象がモグモグ草を食んでいるところを間近で見られる。


そして、どんなに揺れが激しくても、腰を強打して激痛でも、

360°パノラマで広がる大自然のサバンナと広い空。

日本では見たことのない高い木々。

「はぁ~~…!」

と溜息ばかりで言葉にならないほどの感動で胸がいっぱいになった。



*女子はホテルのビュッフェが好きだ

夜は、ベビーを寝かしつけた友人と二人でホテルのビュッフェで晩ご飯。

もっと話したい。

時間がいくらあっても足りないけど…

明日も大冒険が待っている…!

ので、就寝~~☆


《3日目》へ続く。


KIMURA HARUKA

木村はるかが140文字をオーバーする時。

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