ピピピピ、ピクサー展!
東京都現代美術館にて開催中!
の
ピクサー展
に行ってきましたー☆
ピクサー創設から今日に至るまでの、歴史・作品群の貴重な資料と遺産・クリエイターのインタビュー・短編作品の上映、など盛り沢山!大満足!の展示です。
今月末までだよっ!
ピクサー好きで、東京近郊にお住まいで、未見の方、ぜひ足を運んでみて~
好きな作品の展示の前では、興奮したり、思わず涙ぐんでしまったり・・・「あぁ、私この作品好きなんだなー」とあらためて感じたりしました。
ピクサー作品の魅力は、なんといってもCGアニメーションの表現がパッと目に入ってきがちだけど、その制作期間のほとんどをシナリオ作りにかけるそうです。
私も、舞台やアニメーションの現場で、シナリオという一番はじめの部分を担当しているので...「やっぱそうなんすね・・・!」と背筋が伸びる思いに(笑)
というわけで、「今まで見逃していたピクサー作品」や「あらためて見直したいピクサー作品」を見てみよう!キャンペーンを開催。
第1弾のラインアップは...
①バグズ・ライフ
②Mr.インクレディブル
③ファインディング・ニモ
これらを見直して、「制作期間のほとんどをシナリオにかける」という言葉に深く得心がいきました。
続けざまに作品を追っていくと、新しい作品になるほどシナリオの説得力が増していっているんです。ピクサーは、絵だけじゃなくストーリーも進化しとったっつーこと!
観客の胸を掴むストーリー展開はもちろんのこと、
・そのストーリー展開のためにキャラクターの心情や行動が置いてけぼりになっていない。
・楽しいながらに、どこかリアリティのあるキャラクター描写。
・キャラクターの背景をしっかり作り込むことで、その行動に分厚い動機を持たせる。
などなど...
すごく、勉強してしまいましたっ...!!
今までピクサー作品を見る時は、ついついその映像技術、絵の驚き、動きの楽しさに、目を奪われがちで、どちらかというと「このアニメーションをつけたいがためのストーリーかな?」くらいに思っていたかもしれません。
しかし実はそれは、根底に流れる力強い物語を伝えるための枝葉に過ぎないんだとわかりました。
もちろんその枝葉作りにも隙のないピクサーなのですが。。。
物語にはやっぱり、
自由な翼と同時に「こうでなきゃならない!」という強い駆動力が必要ですね!
ブラボー!ピクサー!
これからも素敵な作品を楽しみにしてまーす!
0コメント