スリランカ旅行《4日目》
旅疲れで爆睡するかと思いきや、旅行中の朝ってなんだかすっきり目覚めますよね。
時間いっぱいあちこち巡りたい!という気持ちの表れかしら?
*本日の予定:友人&ベビーと旧首都コロンボの観光。
コロンボまでは車で3~40分の移動だけど、車を降りて街中を歩きながらショッピングできる!!と楽しみにして、た、
の…です、が、
この日からは旦那さまルワンくんがお仕事のため同行ならず、
乳飲み子を抱えた友人と戦闘能力ゼロの観光客である私は、賑やかでテンポの早いコロンボの街に翻弄されてしまったのであった。
友人は、学生時代から親しんだコロンボの街のあれこれを、私に案内してくれようと考えてくれていたのだけど、その半分も果たすことできず…
私はどちらかというとそのことで友人がグツグツしていることが辛いというか、申し訳ないというか…
首が座ったばかりで、1~2時間おきにお乳を欲しがる赤子を抱えての行動は本当に大変。
前日シーギリヤからの帰りの車内で、妊娠→出産→現在、に至る壮絶な苦労話も聞いていたので、なんだかこちらこそ申し訳なくなってしまった。
と同時に、頼れる人の少ないスリランカという土地で、日々を乗り切ってる友人をあらためて感じて、なんだかたまらない気持ちに。
せっかくスリランカに来たのだからなんらか友人を助けたい!
この旅の一番の目的は、大切な友だちに会うこと。
私がいることで、彼女が楽になったり楽しくなってほしいのに、戦闘能力ゼロ観光客の私にはなにもできない現実がもどかしかったです。
というわけで帰宅後、私は、溜まっていた洗濯ものにアイロンがけ!!
ものすごい枚数のおしめの皺を伸ばした。すこしでも友人の助けになっているとよいのだが…
*そしてこの夜、ココナッツ事件が起こってしまうのである!!
これまで移動中の外食やホテルのビュッフェなどで食事を済ませていたのだが、この日は友人夫婦が晩飯を作ってくれるとのこと…!
☆☆☆突撃!世界のキッチン☆☆☆
実は私、ココナッツが大好き。
以前サイパン旅行で、ココナッツの実にストロー刺して飲んだココナッツジュースと、割った実から採れるゲル状の果実に、すっかりはまってしまったのだ。
スリランカではそこらじゅうにココナツ椰子が生えており、食だけでなく生活の様々なシーンにココナッツが活躍している!
以下、私がひたすらココナッツに魅了される動画をご覧ください…
coco1:
旦那さまのルワンくん、徐に裏庭からココナッツを持ってくると鉈でかち割る。これ、スリランカの男の常識。
coco2:
かち割った実から出てきたフワフワのなにか。ジュースは?ゲル状の果実は?初めて見るココナッツの内部!
ココナッツの実は、実はその年齢によって実の内部の状態が違う。それによって用途も様々、というわけ。
coco3:
次に殻に残った果実の部分を削ります。
coco4:
そして削り節からココナッツミルクを作ります。水を入れて手で絞るだけ!
もちろん他の削り節も料理に混ぜ込んで、調味料的に使用。
スリランカの人々はココナッツを余さず使います。
coco5:
ココナッツ、マジすごい。これはもう事件。
そうして出来上がったご飯がこちら!
めっちゃココナツ推しした私ですが、完成した料理の見た目からは、どこにココナツが使用されたかわからんよね?(笑)でも食べてみると、ココナツのコクが感じられるんですよー
スリランカでは、美味しいもの・辛いもの・珍しいもの・嘘みたいにジューシーなフルーツなどたくさんいただきましたが、友人夫婦が作ってくれたご飯がお世辞抜きで一番美味しかった!
3種のカレーおかずの味の違いも絶妙で、食べやすい!
具は現地で手に入れやすい身近な食材らしく、まさに普段着の食卓。
そして、旅の前半で苦戦していた手での食事にも今一度チャレンジ!
友人と旦那さまルワンくんからレクチャーを受けつつ、
指の腹で食材をよく混ぜる。すり潰す、といってもいいかもしれない。そしてしっかりひとかたまりにしたものを、真ん中の3本指に乗せ、親指で口に運ぶ。
やってみるのですが、やっぱりなかなか難しい。
でも、手での食事に躊躇いがなく、思い切りがあっていいね!と褒められてうれしかったー☆
初めてのことでも「せっかくだから…!」と思い切って挑戦できるのは、旅の不思議な力ですね。
そしてすこしでも上達したり褒めてもらったりすると、子どもみたいにうれしい。
ささやかだけど、日本での日常でも「チャレンジ精神」と「素直な気持ち」大切にがんばりたいものです。
さて、いよいよ明日はスリランカ最終日。ついに帰国の時です…!
《5日目・最終日》に続く!
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2016.02.19 05:30