【舞台】スプリングマン『弁当屋の四兄弟-令和二年版-』

2019年の夏頃、このスプリングマンという劇団の「桜田ファミリー物語」という作品を見に行きました。

とにかくそれが素晴らしく面白かったので、終演後 作・演出の澁谷さんに「面白かったです。出たいと思いました。」と伝えました。

(この澁谷さんという方は、私よりすこし年上のダルっとした男性なんですが、以前別の団体でお世話になっているので面識はありました。もう10年くらい前からの知人です。)

それからすぐに今回のスプリングマンに出演が叶ったことは、私にとってたいへん光栄で、うれしいことでした。

澁谷さんの脚本・演出でまた演じられる喜び、しかもその夏に見た「桜田ファミリー物語」にご出演されていた魅力溢れる役者陣の何人かとも共演できるなんて…

稽古が始まった今、稽古場ではとにかく真剣に、平静を装っていますが、毎日毎瞬間幸せを噛み締めています。

長年、私と舞台との関わりは、多くの場合、役者としてだけでなく、作家としても現場にいることが当たり前だったので、役者身一つで稽古場にいられることがこんなにも楽しく、また0から与えられた役とその状況に立ち向かうということはいくつになっても冒険なのです。

いけません。
このあたりの私の所感を書いておりますとキリがありませんので、作品についてお伝えしたいと思います。

「弁当屋の四兄弟」は今回で3度目の公演。再再演です。
スプリングマンの代表作とも言える作品なのかもしれませんね。

スプリングマンの特徴は、なんといってもそのリアルな現代口語のセリフの応酬です。劇的な誇張を排した会話劇の妙で、客席は笑いに包まれます。ある家族の風景を覗き見しているかのような、面白さともいえるでしょうか。
よくよく考えたら突飛な登場人物も出てきたりしますが、なんの難しいこともない現代劇なので、観劇経験の多い少ないに関わらずどなたでも楽しめる、というのが最大の魅力だと思います。お話も心温まる内容です。


私の活動は多岐にわたるので、いつもこうしたお知らせをする際には、
「私のお客様には果たして楽しんでもらえるかしら」
「どう伝えたら興味を持ってもらえるかしら」
と考えますけど、

安心してください

スプリングマンは面白いです

手ぶらで来ても大丈夫


今回私が演じる役は、物語の中盤にやっと出てまいります。そう多い出番ではありませんが、インパクトは十分。
持って生まれた私のケレン味のみで出来上がったような役になりそうです。
いえ、まだ稽古半ばですからね、まだ変化していきたいと思ってますけれど。

とにかく見逃してはいけません。
この作品も、この作品の中の木村はるかも。

====================
スプリングマン
『弁当屋の四兄弟-令和二年版-』

@吉祥寺シアター

2020年1月31日(金)~2月2日(日)

¥4500

■31日(金)14時/19時
■1日(土)14時/19時
■2(日)12時/17時

※開場は開演の30分前です
====================
チケットご予約等、公式サイトより↓↓↓

KIMURA HARUKA

木村はるかが140文字をオーバーする時。

0コメント

  • 1000 / 1000